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いつかマンガについても書きたいな、と思っていました。
最近では、ごく限られたマンガしか読まなくなった私も、高校生くらいまでは随分とマンガにハマったものです。
ハマった作品は数々ありますが、それらについてはまたの機会ということで、今日はと~っても思い入れが深い、≪劇画ロードショー≫について。

皆さん、≪劇画ロードショー≫って知ってますか?

1970年代、話題の映画のロードショー公開にあわせて、マンガ雑誌に掲載されたのが≪劇画ロードショー≫です。
主に秋田書店発行の≪少年チャンピオン≫の月刊・増刊号、大人むけのちょっとエッチな漫画雑誌≪月刊プレイコミック≫に掲載されましたが、驚いちゃうのが、この≪劇画ロードショー≫、これから公開される映画のストーリーをまんま劇画化してるもんだから、ネタばれこの上ない。“よくぞ映画会社が許可したな・・・”というシロモノなのです。
そんなワケあり企画故なのか、1980年代に入ると、≪劇画ロードショー≫をマンガ雑誌で見かけることはほどんど無くなります。

 劇画化された作品は、≪タワーリング・インフェルノ≫、≪ジョーズ≫、≪エクソシスト≫、≪ヘルハウス≫などなど名作・話題作が目白押し。
それぞれ個性的なマンガ家が劇画化を手がけ、これを読むと映画を観る必要がない(笑)というほどの力作揃いでした。

実は私、≪劇画ロードショー≫が掲載された≪少年チャンピオン≫を30歳代後半くらいまでずっとコレクションしていたんですが、引っ越しを機に手離してしまい、いまと~っても後悔しております(笑)。
最近になって、コレクションを再開したんですが、もう入手困難なことこの上ない。
そりゃあそうです。
単行本ならまだしも、マンガ雑誌を30年以上も保管しているひとなんてそうそういないだろうから、恐らく現存する数が圧倒的に少ないんだと思います。
ホント、絶滅危惧種です(笑)。
そんな過酷な状況下で最近入手できたもの、また、かろうじて廃棄を免れ、私の手元に残っているものを紹介します。

まずは≪月刊プレイコミック≫。
劇画ロードショー

1977年8月号に掲載された≪遠すぎた橋≫です。
劇画ロードショー
作画担当は、新谷薫さん。
新谷かおるというペンネームが一般的ですが、1977年当時は薫だったようです。
作風が松本零士さんに似ているなと思ったら、やっぱりアシスタントをしていたようですね。
≪戦場ロマン≫シリーズなど、戦争マンガを得意とする新谷さんに戦争スペクタクル映画≪遠すぎた橋≫の劇画化は適任です。

1978年1月号には≪007私を愛したスパイ≫が掲載されました。
劇画ロードショー
作画担当は、麻雀マンガが代表作のくずはら和彦さん。
恐らく、≪ゴルゴ13≫のさいとうたかおさんのアシスタントをしてたマンガ家さんじゃないでしょうか・・・作風が似てます。

1978年5月号には、なんと!ウィリアム・フリードキンの名作(誰だ?迷作と言ったのは(笑))≪恐怖の報酬≫が!
劇画ロードショー
作画担当は、武下新一さん・・・ちょっとこの作家さんは知りませんが、荒々しい映画の雰囲気が良く表現されていて、いい仕事してます。

お次は≪少年チャンピオン≫。
劇画ロードショー
まずは、1975年2月号掲載の、007俳優ロジャー・ムーアが主演したパニック映画≪ゴールド≫。
劇画ロードショー
≪ゴールド≫は、1975年頃に流行したパニック映画のなかでもとりわけ地味な作品でした。
作画担当は高山よしのりさん。

1976年9月号掲載の≪ジャイアントスパイダー大襲来≫は、巨大な宇宙蜘蛛が大暴れするSFパニック映画。
劇画ロードショー
作画担当は、≪劇画ロードショー≫の常連作家にして、手がけた作品のどれもが評価の高いたなべせつをさん。
私が最も好きなマンガ≪ワイルド7≫の望月三起也さんのお弟子さんだけに迫力ある作風が素晴らしい!!
たなべさんが手がけたブルース・リー監督・主演の≪ドラゴンへの道≫や≪ジョーズ≫の掲載号は、引っ越しの際に手離してしまい、いまはもうありません・・・ぐっすん・・・。
劇画ロードショー
哀しき≪ジョーズ≫・・・
劇画ロードショー
哀しき≪ドラゴンへの道≫・・・・

そして最後は1974年1月発行の別冊号に掲載された≪ウエスト・ワールド≫。
劇画ロードショー
映画の原作・監督は、≪ジュラシック・パーク≫で一世を風靡したマイケル・クライトン。
≪十戒≫などの名優ユル・ブリンナーが、自ら主演した≪荒野の七人≫のガンマンのいでたちそのままにロボットを演じたSFスリラーの傑作です。
劇画ロードショー
作画担当は蛭田充さん。
傑作マンガ≪バイオレンス・ジャック≫などを手がけた永井豪さんのダイナミックプロに所属していたマンガ家さんで、永井さんの≪デビルマン≫を競作したりしてました。

いまのところ、手元にあるのはこれくらい。
他にも≪カサンドラ・クロス≫とか≪テンタクルス≫とか≪怒りの山河≫とか≪ヒンデンブルグ≫とか・・・いっぱいあったんだけどな・・・と、依然として煮え切らない私なのです。
よっしゃ!また集めたろうじゃないか!!(笑)







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劇画ロードショーには、ジャイアントスパイダー大襲来のように、なんでこんなつまらない映画をこんなにも面白く描けるのか、という作品もあったりして楽しいんですよね。

2015/03/14(Sat) |URL| [edit]

ある意味一番感動です。

最近は引越し&荷物整理に追われて自分のブログはその関係ばかり。今回のブログは知らない事ばかりでした。
ウエストワールドが「荒野の少年イサム」になってしまっているのには笑ってしまいました。
ちょっと意味合いが違いますが「梅図かずお」のウルトラマンの違和感が好きです

2015/03/14(Sat) |URL|友蔵(デルス改め) [edit]
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