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バブル景気の遺物を求めて

報道なんかだと景気は回復しているようだけど、一庶民の私には実感がありませんね。
“なんか景気のいい話題でもないものかな・・・”というわけで、バブル景気に沸く1980年代後半に施行された、今となっては笑うしかない“トンデモ”政策≪ふるさと創生事業≫の遺物探索に行って参りました。
参考までに≪ふるさと創生事業≫は、時の総理大臣竹下登氏(ロックミュージシャンのDAIGOさんのお祖父ちゃん)発案による公共事業で、「全国のすべての自治体に1億円やるから、YOU! なんでも好きなまちづくり事業に使っちゃいな!」という、誠に羽振りのいい、ロッケンロールな事業だったわけです。
“日本は世界一の借金大国”なんて揶揄されている現状を考えると誠に嘆かわしくもありますが、やっちゃったものはしょうがない、作っちゃったものはしょうがない、というわけで、ここは素直に≪ふるさと創生事業≫によって生み出された遺物を楽しもうじゃないですか!(泣笑)

場所は青森県の南部に位置するおいらせ町。
おいらせ町
平成の市町村大合併前は、百石町と呼ばれた町の片隅に立つ≪自由の女神像≫。
ふるさと創生事業
これこそが観光客の誘致を目的に1億円をかけて製作されたひとつ目の遺物です。
なぜ青森県に≪自由の女神像≫が・・・その疑問に応える説明ボードを読んでみると・・・
「本家≪自由の女神像≫が立つニューヨーク市と旧百石町とは、北緯40度40分で結ばれているという事実に基づき「4」という数字にこだわって4分の1のスケールで建立しました」とあります。
ふるさと創生事業
なんかプラモデルの説明書に書いてある能書きのようにも思えますが、突然、“ほら1億円やるから何かやってみな”と言われたら、やっぱ観光資源にも使えそうなモニュメントの建造が無難だし、当時の役場の担当職員が上司に「大変な事実を発見しました!ニューヨークと本町の緯度が一緒です!」と色めきだって報告、「だったら1億円は≪自由の女神像≫で決まりだな!」と満面の笑顔で決裁印を押す上司の姿が目に浮かびます。

もうひとつの遺物は、以前にも本ブログで紹介した青森県つがる市(旧木造町)の目を疑うような駅舎です。
木造駅
正に遺物と呼ぶにふさわしい縄文時代の遮光器土偶のカタチをした駅舎は、電車が到着すると目が光るというモデラーなら称賛間違いなしのギミック付き。
遮光器土偶が旧木造町の亀ヶ岡遺跡から発掘されたことに由来しているのですが、肝心の遮光器土偶の現物は、現在、青森県内には無く、東京国立博物館の所蔵物になっているとのこと。
なんでも青森県の自治体が、個人の所有物だった遮光器土偶の買い取りに消極的だったために貴重な文化財が県外に流出してしまったのだとか・・・・なんか1億円の使いみちを間違っている・・・そんな気がするのは私だけでしょうか。


今期のテレビドラマは≪広瀬 VS 石原≫の一騎打ちか?

今期のテレビドラマで毎週放送を楽しみにしているのは、広瀬すずさん主演の≪anone≫と、石原さとみさん主演の≪アンナチュラル≫ですね。
≪anone≫は、≪Mother≫、≪Woman≫、≪カルテット≫という優れたテレビドラマの脚本を連発している坂元裕二さんの新作で、主演の広瀬すずさんはもとより、田中裕子さん等役者さんの演技の妙を純粋に楽しめる作品ですね。
anone
≪アンナチュラル≫は、≪シン・ゴジラ≫の名コンビ、石原さとみさん、市川実日子さん等出演陣の飄々とした演技と、これまた大ヒットドラマ≪逃げるは恥だが役に立つ≫の脚本を手掛けた野木亜紀子さんが生み出す緊迫した物語のアンバランスさが絶妙ですね。
アンアチュラル
いずれも今後の展開が楽しみなドラマです。


八百万の神様に感謝です

モノ集めをしていると、人とモノの出会いというのも不思議なものだなと思います。
オモチャでも本でも、万物には八百万の神が宿っているそうですから、人とモノが惹き合うということもあるのでしょうか。
前回、本ブログで、懐かしのパニック映画≪最後の航海≫について書きましたが、その直後、ネットオークションで競合相手も無く、安価で手に入れたのがこのポスターです。
最後の航海
私自身、今まで≪最後の航海≫の日本公開版のポスターは見たことがありません。
半世紀以上前に公開された知名度の低い作品ですから、日本公開版のポスターがネットオークションに出品されることも無かったように思います。
ブログで取り上げたのをきっかけに、何か≪最後の航海≫に関連したモノが欲しいな、と思ってオークションを覗いたら見つけたって感じで本当にラッキーでした。

これまた以前、本ブログで取り上げた映画コミカライズ(劇画ロードショー)作品が掲載された漫画雑誌の入手もようやく叶いました。
ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンが手掛けた≪恐竜グワンジ≫掲載の≪まんが王≫の1969年、夏休み大増刊号と、≪少年現代≫の付録本≪続さすらいの一匹狼≫です。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪恐竜グワンジ≫の作画は、鈴木勝利さんと成田マキホさん。
成田マキホさんは、東映映画≪ガンマ3号 宇宙大作戦≫や東宝映画≪怪獣総進撃≫などのコミカライズも手掛けていますね。
恐竜グワンジ
いまの若い人には馴染みがないと思いますが、人形を少しづつ動かして1コマ撮影を行う通称≪ダイナメーション≫は、コンピュータグラフィックが主流となる以前は、先鋭的な特撮技術として、SF映画ファンを熱狂させたのです。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪恐竜グワンジ≫は、1969年に製作された作品で、1933年公開の≪キングコング≫の物語をそのまま西部開拓時代のアメリカにトレースした内容ではありますが、恐竜の造形や人間対恐竜の特撮シーンの素晴らしさが話題になりました。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪続さすらいの一匹狼≫は、1965年公開のイタリア映画で、当時、日本で人気絶頂の男優ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニウェスタンムービー。
少年現代 続さすらいの一匹狼 劇画ロードショー
コミカライズの作画は、≪恐竜グワンジ≫を成田マキホさんと共作した鈴木勝利さんです。

手に入れたいモノは、時間を有することがあっても、思い続けてさえいれば手に入る。
そして、一度チャンスを逃して手に入れられなかったモノとは二度と出会うことが無い・・・実はコレクターの鉄則だったりします。
モノ集めって、意外と奥深いものなのかもね。










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