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レイ・ハリーハウゼン。
昭和を生きてきた特撮映画ファンなら、この名前を知らないひとはいないんじゃないでしょうか。
邦画の特撮映画の神様が円谷英二ならば、洋画の特撮映画の神様はレイ・ハリーハウゼンで異論はないでしょう。
スティーブン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロン、ギレルモ・デル・トロなどの映画監督が、こどもの頃に彼の映画に衝撃を受け、いまなお自作への影響を認めているのですから。
彼の偉業は、自ら精巧なフィギュアを自作し、そのフィギュアに“まるで生きているかのような”演技をさせるという手法を映画界に定着させたことです。
≪ストップモーション・アニメーション≫と呼ばれるその手法は、すべての関節を自在にコントロールできるフィギュアを少しづつ動かしながらコマ撮りを繰り返すという原始的な手法ながら、生物の生態や解剖学などを熟知した彼の手にかかると、そのフィギュアは正に命を吹き込まれたかのように活き活きとスクリーンのなかで躍動するのです。
 今時のCGを見慣れた若いひとには、少しばかりぎこちない動きを味わいとするこの特撮は“古臭い”ものなのかも知れませんが、小学生のころのわたしは、彼の手がけた映画に驚きと感動をもって夢中になったものです。
 決して最近の映画も嫌いじゃないわたしは、≪パシフィック・リム≫や≪トランスフォーマー≫シリーズを楽しみながらも、時々思い出したようにDVDで彼の作品を観直しては、そこに満ち溢れる“センス・オブ・ワンダー”にため息を漏らしてしまうのです。

 今日は錬金術師レイ・ハリーハウゼンが生みだしたクリーチャーなどをコレクションのなかから紹介します。

≪タロス≫
1963年公開の≪アルゴ探検隊の大冒険≫に登場した青銅の巨人です。画像はガレージキット。青銅とはいうものの、わたしはゴールドを強調して塗装し、陰部分は緑青っぽい色を使用しました。
タロス

≪メデューサ≫
ブログ2度目の登場です。1981年公開の≪タイタンの戦い≫より。これもガレージキット。
メドューサ

≪骸骨剣士≫
≪アルゴ探検隊の大冒険≫に登場した骸骨剣士。≪海洋堂≫の特撮リボルテックシリーズの1品。
1958年公開の≪シンドバッド七回目の航海≫に1体のみ登場した骸骨剣士が本作では7体にグレードアップ。ハリーハウゼンの神業が遺憾なく発揮されたのが正にこの骸骨剣士のクリエイトでした。いま観てもこのシーンは本当に凄い!
骸骨剣士

≪サイクロプス≫
1958年公開の≪シンドバッド七回目の航海≫に登場した一つ目巨人。≪エクスプラス≫社のスタチュー。
ギリシャ神話に登場する同キャラクターをハリーハウゼンがアレンジしたらしい。ぬいぐるみでは表現困難な足関節の形状など、人形アニメーションならではのクリーチャーの自由なフォルムもまた彼の作品の醍醐味です。
サイクロプス

≪ミナトン≫
1977年公開の≪シンドバッド虎の目大冒険≫に登場。こちらも≪エクスプラス≫社のスタチュー。
もう仏壇や仏閣にあっても違和感ないくらいの神々しさ(笑)。
ミナトン

≪カーリー≫
最後を締めくくるのは、1973年公開の≪シンドバッド黄金の航海≫に登場した千手観音のようなクリーチャー。
邦画≪GANTZ≫の前編にも似たようなのが登場しましたが、恐らく元ネタはこれでしょう。
またまた≪エクスプラス≫社のスタチューですが、もはや芸術品の域に。
わたしの一番のお気に入りです。
思わず賽銭し、かしわ手を打ちたくなるのはわたしだけでしょうか。
カーリー

レイ・ハリーハウゼンは昨年、惜しくも他界しました。
でも92歳の大往生です。
生命なきものに生命を与え続けてきた彼は、神様にも愛される存在だったのかも知れませんね。















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ハリーハウンセン

早速リクエストにお答えいただき?ありがとうございます。
15年以上昔、大手量販店でハリーハウンゼンのソフビが5種類ほど売ってっいました。勿論当時買いましたが、今はもう持ってません。
ススキノのバーでとあるソフビの原型師の方と偶然合いお話をした事があります。「逆テーパーを考えて原型を作らないとダメ」凄い会話でした。

2014/03/30(Sun) |URL|友蔵(デルス改め) [edit]
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