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気づけばもう秋。
ワケあって3カ月ほどブログの更新をお休みしてました。
ブログの更新は滞っていたのですが、私自身はこの3カ月間、比較的アクティヴな毎日を送っておりました。
いま流行りのDIYってやつですか・・・慣れない日曜大工に励んだりして、数十年ぶりに真っ黒に日焼けして家族に笑われたりしてます。
あおもりのこの3カ月を振り返ると、6月は太宰治生誕110年の関連イベントが太宰の生まれ故郷、五所川原市金木町などで開催され県内外の太宰ファンで賑わいましたね。
太宰治
太宰治
6月と太宰治の関連性は、太宰の誕生日は6月19日で、昭和23年の同日(!)に玉川上水で入水自殺した太宰の遺体が発見されたことから、この日を太宰の小説≪桜桃≫に因んで≪桜桃忌≫と呼んでいるというわけです。
私も数十年ぶりに同町の≪斜陽館≫を見学して参りました。
斜陽館
言うまでも無く≪斜陽館≫は太宰治の生家で、太宰の父親である明治の大地主、津島源右衛門が建築した入母屋造りの建物です。戦後、津島家が手放した≪斜陽館≫はしばらく旅館として利用されましたが、現在は同町の観光施設として運営されています。
和洋折衷、荘厳な造りの建物ですが、太宰自身はこの家を、『父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。』と作品中で書いており、当時、貧しい農家が多い環境のなかに不釣り合いに大きく鎮座する我が家を富や権力のネガティヴな象徴と捉え、彼の人格形成に少なからず影響を与えたモニュメントのような意味合いもある建物です。
斜陽館
斜陽館
斜陽館
斜陽館
斜陽館
≪斜陽館≫内の売店で自分へのお土産に≪津軽≫の装丁まんまのノートと缶バッジを購入しました。
斜陽館
太宰治の初版本コレクションです。私のベストは≪津軽≫です。登場する土地が身近なところばかりで愛着が持てますし、太宰のユーモアセンスが愛おしい。
太宰治

7月は、私的には大事件だったのですが、2009年に急逝したロックバンド≪フジファブリック≫のフロントマン、志村正彦さんの関連商品が続々とリリースされました。
特に2009年にリリースされた≪CHRONICLE≫の楽曲をメインにしたツアー映像が商品化されたのが嬉しくて嬉しくて。
7月10日が志村さんの誕生日であり、亡くなってから10年という節目もあっての企画だと思いますが、まさか、生前最後のライヴ映像までも観れる日が来るとは思わなかった。
フジファブリック
赤い大きなBOXが7月に発売された≪FABBOXⅢ≫。白い箱は過去に販売された≪FABBOX≫のⅠとⅡ。

併せて生前、志村さんが熱望していたという人気音楽番組≪ミュージック・ステーション≫への≪フジファブリック≫初出演の夢も叶い、披露されたのが作詞、作曲ともに志村さんが手がけた名曲≪若者のすべて≫となれば、もうファンとしては歓喜の涙が絶えることのない7月だったわけです。

志村さんが眠る山梨県富士吉田市、太宰治が眠る東京三鷹市≪禅林寺≫、寺山修司が眠る≪高尾霊園≫は一度、訪れてみたいと常々思っています。(・・・にしても、あおもり出身の太宰、寺山の御墓が青森県内に無いというのはとても残念ですね・・・)

で、8月のあおもりと言えば、言うまでも無く≪ねぶた祭り≫なんですが、アニメファンたちで大きく盛り上がったのは≪エヴァンゲリオン展≫でしたね。
エヴァンゲリオンはもとより、アニメ作品への造詣に疎い私ですが、そこは毎朝、楽しく観ているNHKのテレビ小説≪なつぞら≫からの付け焼刃なアニメ作品制作のプロセスを予備知識にこの特別展を楽しんで参りました(笑)。
エヴァンゲリオン展
エヴァンゲリオン展
≪エヴァンゲリオン≫ねぶたも会場に展示されました。(ちょっとメタボ体型のエヴァですが・・・)
エヴァンゲリオン展
この特別展、全国主要都市ではかなり前に開催された企画の巡回ですからとりわけ目新しさはないのでしょうが、青森会場ならではの限定商品がとにかくユニークで、物販コーナーは大賑わいでしたね。
特に人気が高かったのが、エヴァンゲリオンの登場人物の名セリフを津軽弁にアレンジした缶バッジ。
入荷とともに即完売で、私も入手できませんでした(泣)。

エヴァンゲリオン展
青森会場限定の≪エヴァンゲリオン≫カラー仕様≪金魚ねぷた≫はゲット出来ました。
エヴァンゲリオン展

まあ、この3カ月間の私的なニューストピックスをまとめるとこんな感じかな。

相変わらず、重度の活字中毒者の私は本を買いまくりーの、読みまくりーのな状況なのですが、最近、ずば抜けて面白かった本が≪戦後最大の偽書事件 東日流(つがる)外三郡誌≫ですね。
東日流外三郡誌
≪東日流外三郡誌≫は、青森県五所川原市在住の和田喜八郎(故人)が、自宅改築中に「天井裏から落ちてきた」古文書として1970年代に登場し、数百冊にのぼるとされるその膨大な文書は、古代の津軽地方にはヤマト王権から弾圧された民族の文明が栄えていたと主張しています。
が、しかし、これらの古文書をはじめとする関連資料はねつ造された可能性が高く、これらを新しい学説として支持する者と真実を追求する者の長年にわたる闘いが描かれたノンフィクションが≪戦後最大の偽書事件 東日流(つがる)外三郡誌≫です。
私も東北人として、大和朝廷に対抗した豪族が津軽を中心とした東北に存在したという歴史には胸躍るものがあります。
やはり日本建立の歴史は西日本中心でしか明らかにされていませんし、古くから何かと軽視されがちな東北地方の文化や政治といった歴史を思うと、この学説は自分たちのアイデンティティーに訴えかける強い力をもっていることも否めません。
このねつ造事件の背景には、こういった東北人特有の己の存在意義への切実な追求心があるようにも思えます。

最後に恒例の映画ポスターコレクションを。
SF映画ポスター
≪ミクロの決死圏≫は初上映時(1966年)のものです。
何度もリバイバル上映されている本作ですが、恐らく、初上映時のポスターは右下にクローズアップされた目に着色が入っている
かと。
≪アンドロメダ≫も大好きなSF映画。原作は≪ジュラシック・パーク≫、≪ウエスト・ワールド≫などの代表作を手がけたマイケル・クライトン。宇宙から飛来した病原菌と科学者の闘いを描いた知的なSF作品です。

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