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≪ウォーキングデッド≫のシーズン8のオンエアが始まりました。
毎週月曜日の放送なので、何かと憂鬱な週初を乗り切る良い口実にもなりそうです(笑)。
原作コミックは最新刊まで読んでますので、大凡のストーリー展開は予想できますが、このドラマ、視聴者の予想を裏切りますから。
シーズン7だって、悪漢ニーガンに撲殺される犠牲者のくだりで視聴者を欺き、結果、原作以上の修羅場をみせつけ、私なんかしばらく気が滅入ってしまいましたから。(あ~大好きなキャラだったのにあんな無残な死を迎えるなんて・・・)
ウォーキングデッド
まぁ、≪ウォーキングデッド≫を観ていないひとにはなんのこっちゃの話題ですが、テレビドラマとは思えない圧倒的スケールと作品的クオリティは一見に値しますよ。お勧めです。

以前、主に1970年代、漫画雑誌に頻繁に掲載されていた映画コミカライズ作品(通称≪劇画ロードショー≫)について何度か書かせていただきました。
ここ久しく≪劇画ロードショー≫について書く機会はなかったのですが、決してこれら作品の収集に飽きたわけではなく、財布の中身と相談しながらコツコツと収集は続けているわけです。
だが、しかし・・・最近、ネットオークションでの≪劇画ロードショー≫掲載雑誌の落札価格が高騰してるような・・・
以前は、ほとんどの掲載雑誌が二千円前後で落札できてたのに。
ひょっとして≪劇画ロードショー≫の再評価が来ているのでしょうか?

≪劇画ロードショー≫といえば、少年チャンピオンなどの秋田書店刊行の漫画雑誌への掲載が有名ですが、情報を集めてみると、1960年代、70年代は、新作映画の宣伝手法として、結構、漫画雑誌に限らず広範囲にわたって掲載されていたことが分かります。
たとえば、少年サンデーのこの3冊。
劇画ロードショー
1968年11月24日号には、スペクタクル映画≪ジャワの東≫のコミカライズが掲載(以後連載)されました。
劇画ロードショー
≪ジャワの東≫は、インドネシアのクラカトワ島の噴火災害を描いた海洋冒険活劇。
主演はマクシミリアン・シェルという、ちょっと地味目な役者さんなんですが、サム・ペキンパー監督の戦争映画≪戦争のはらわた≫(超名作!)やスピルバーグがプロデュースしたパニック映画≪ディープ・インパクト≫が代表作かな。
コミカライズの作画は、戦争ものの劇画を得意とする南波健二さんでした。

お次はインパクト絶大!
1974年7月7日号に掲載されたオカルト映画≪エクソシスト≫のコミカライズです。
作画は、巨匠、楳図かずおさん。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
劇画ロードショー
わずか8ページの巻頭カラー特集なのですが、楳図先生の作画力と色彩感覚が凄まじく記憶に焼き付くトラウマ必至作品です。
当時、何気なく漫画雑誌を購入した中坊の私を震え上がらせた作品でもありますね。

1975年6月29日号の≪タワーリング・インフェルノ≫の作画は、これまた巨匠、さいとう・たかをさん。
やはり、8ページの巻頭カラー特集です。
劇画ロードショー
映画のスチール写真と作画をミックスした変則技が効いています。

少年キングは主に邦画のコミカライズが多かったようです。
劇画ロードショー
まずは、五社英雄監督の≪人斬り≫。
1969年8月3日号ですが、表紙が同作の主演、勝新太郎、石原裕次郎、そして三島由紀夫というのがシブい・・・シブすぎる。
この表紙だけで白ご飯3杯はイケちゃいます(笑)。
にしても、殺戮とエロ満載の映画作品を、しれっと少年誌でコミカライズしちゃう当時の世相がおおらか過ぎます(笑)。
劇画ロードショー
作画は、平田弘史さん。言わずと知れた時代劇活劇の名匠ですね。
平田さんとケン月影さんが描く時代劇漫画は私の愛読書だったりします。
ケン月影
1966年12月11日号には、大映が誇る特撮スペクタクル時代劇≪大魔神逆襲≫が掲載されました。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
≪大魔神≫シリーズ3部作のラストを飾った作品で、作画は青春漫画の金字塔≪漫画家残酷物語≫の永島慎二さん。
子どもの頃、≪大魔神≫シリーズは、ゴジラなんかの怪獣映画と比べると若干地味な印象を持っていましたが、特撮技術のクオリティはピカイチだと思っていましたね。マセた子どもでした、私。
大魔神 ポスター
≪大魔神≫の立て看板ポスターは私の宝物です。

最後は、少年マガジン。
劇画ロードショー
月刊少年マガジンの1977年5月号に掲載されたのが名作≪ロッキー≫。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
≪ロッキー≫のやるせない映画のテイストと野田たみ樹さんの作風が絶妙にマッチングした名作コミカライズと言えます。

月刊少年マガジン、1976年10月号、11月号の前・後編スタイルで掲載されたのがリメイク版≪キングコング≫。
同年12月に公開された本作は、監督が≪タワーリング・インフェルノ≫のジョン・ギラーミンということもあって、大変な期待作として公開されたのですが、いざふたを開けてみたら、主演のジェシカ・ラングのオ○パイばかりが印象に残る珍作でガッカリ。
ジェシカ・ラング
“特報!これが≪キングコング≫、ジェシカ・ラングのオ○パイだ!”

このリメイク版に比べたら、「長尺過ぎる」と批判まみれだった再リメイク、ピーター・ジャクソン版≪キングコング≫の方が百倍面白いんじゃないでしょうか。
コミカライズの作画は田中憲治さん。
擬人化が過ぎてもはやガッツ石松化したキングコングがラスト、いまは亡きマンハッタンの世界貿易センタービルから墜落死する描写はなんか違った意味で沈痛です。
劇画ロードショー

≪劇画ロードショー≫には、まだまだ埋もれた名作がたくさんありそうですね。







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