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ロードショー公開から随分と時間が経っているというのに、数年おきに無性に観たくなり、関連商品が発売されるとなると、欲しくていてもたってもいられない、そんな映画作品があります。
私にとってのそんな映画作品のひとつがスティーブン・スピルバーグ監督の出世作≪ジョーズ≫なのです。

1980年代、ビデオデッキが普及し家庭で映画が楽しめるという夢のような時代の到来(笑)とともに、即行購入したビデオソフトの1本は勿論≪ジョーズ≫。その後もDVD、ブルーレイ、挙げ句の果てにはデッキも持っていないというのにレーザーディスクに至るまで映像ソフトを購入しまくる始末。
だって、公開数十年の節目節目で特典映像の異なる商品が販売されるんだもん・・・とはマニアにありがちな言い訳だな。
ジョーズ 映像ソフト
恐らく映像ソフトとしては最新のブルーレイ・コレクターズエディションとレーザーディスク版
ジョーズ 関連本
≪ジョーズ≫関連本の数々。劇画本、≪ジョーズ≫劇画ロードショー掲載の月刊少年チャンピオン、原作本、メイキング本、映画雑誌の特集号

そこまで≪ジョーズ≫に拘る理由を突き詰めると、やはりロードショー公開時のファーストインパクトに尽きる。
≪ジョーズ≫の日本公開は、1975年12月ですから、当時、私は中学生。
クラスメート数人で、かつて弘前市にあった≪弘前東宝≫で鑑賞したと記憶しています。
ジョーズ ポスター チラシ
ポスター、パンフレット、チラシ、≪弘前東宝≫ニュース

初鑑賞の感想は・・・
もう「衝撃的」のひと言でしたね。
あの数多の映画館で歓声があがったという伝説のラストシーンを見とどけ、映画館を後にした私たちは、ただただ無言(笑)。
普通ひとりはいそうな、“たいしたことなかったね・・・”なんてネガティヴ発言を漏らす奴もなく、“何だかとんでもなく面白い映画を観ちゃったぞ!”という、興奮を超越した茫然自失状態に全員陥るほどの衝撃だったと記憶しています。
まあ、それほどまでに強烈なファースト・インパクトだったにしろ、人喰い鮫と人間が闘うだけの映画になんでこんなにも魅了されるんでしょうか。
何と言っても、ロードショー公開から41年!。半世紀近い年月が経っているというのに色褪せない魅力って何なんでしょうね。

確かにコンピュータグラフィック全盛のいま観返すと、機械仕掛けの巨大鮫は安っぽく感じるけれど、脚本、演出、役者の演技等々、映画作品を構築するさまざまな要素は全く色褪せませんね。
若干27歳の若造監督だったスピルバーグが、ロバート・ショー、ロイ・シャイダーなどの名優を相手に孤軍奮闘。ひとつ間違えばB級ホラーにもなりかねない作品を緊張感漲る人間ドラマとして成立させたことも驚きです。
台詞に頼らず、映像や役者の佇まいで心情や状況を表現するといった極めて映画的な表現手法も冴えわたってます。
時間省略の手法、カメラワーク、微妙にタイミングをずらしたショックシーンの演出等々、奇跡とも言える総体的完成度の高さが、いまも私の心を掴んで離さないんでしょうね。

と、いうわけで最近、めっきりフィギュアへの興味を失くしてた私ですが、このフィギュアシリーズだけはゲットなわけです。
≪FUNKO≫社の≪ジョーズ≫シリーズです。
ジョーズ フィギュア
ジョーズ フィギュア
予約したのは1年以上前。
ホオジロ鮫のブルースは比較的早期に入手できたのですが、主要人物の御三方のフィギュアが発売延期を繰り返し、ようやく先日、入手できました。

こちらは、青島文化教材社のアメリカンムービィーグラフティシリーズ。
全3種ですが、私は2種のみ所有。
ジョーズ フィギュア

特にお気に入りはこちら。≪No,2 ジョーズアタック ≫
ジョーズ フィギュア

これは以前にも紹介した≪ブルース≫のガレージキット。
ジョーズ ガレージキット

ペガサスホビー社の≪グレート ホワイト シャーク≫を改造して作成した≪ブルース≫。
ジョーズ 自作フィギュア

そして、≪ジョーズ≫といえばこのフィギュア。
≪マクファーレン≫社のデラックスボックスセットです。
ジョーズ フィギュア
映画のクライマックス、クイント(ロバート・ショー)がホオジロ鮫に喰われる衝撃シーンをディオラマ化したもので、劇中で重要な役割を果たした漁船、オルカ号が初めてフィギュア化された記念すべき一品でもあります。
実は、このフィギュアには哀しい思い出があったりします。
2009年5月、家族旅行で宮城県気仙沼市を訪れた際、気仙沼漁港にある≪シャークミュージアム≫のお土産品売り場にこのフィギュアが飾ってあったんです。
このフィギュアは日本未発売。雑誌等で発売されたことは知っていたけど、実物を目にしたのはこの時が初めてでした。
欲しくてたまらず、いっそのことお店のひとに譲ってもらおうかとも思ったけど、売り物じゃないのも明らかだったので、そこは諦めて後日、ネットで探しまくってようやく入手しました。
そして2年後・・・あの震災が発生しました。
気仙沼漁港を襲う津波のニュース映像には、≪シャークミュージアム≫が津波に飲み込まれる衝撃的な場面が・・・
フカヒレ料理などの美味しい食事や心のこもったサービスを提供してくれた旅館の女将さん、気仙沼の趣きのある街並み、活気のある市場の光景・・・気仙沼で過ごしたとても幸せな時間をこのフィギュアを見るたびに思い出すのです。


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私にとって最も刺激的だった1980年代。
いまになって思えば、新しい時代の到来を予見させるさまざまなコンテンツに始終振り回されてた感はあるけど、これまでの人生を顧みて、最も音楽にハマったのもこの時代でした。

昨日、我が家の納戸に眠っていた、この時代を記録した大量のビデオテープを発見。
MTV、YMO、ニューウェーヴ、そして昭和天皇崩御などのラベルが貼られたこれらのビデオテープを無性に観たくなって・・・
でも、これらのビデオテープを再生するためのベータビデオデッキはとうの昔に壊れてて・・・
んで、ベータビデオデッキをネットで衝動買い。
ベータビデオデッキ
ベータビデオデッキの購入を迷っていたとき背中を強く押してくれたのは、1980年代に活躍した数多のアーティストたち。
名盤≪バンドネオンの豹(ジャガー)≫リリース直後のLIVEで熱唱するあがた森魚さん、≪TAIYO-SUN LIVE≫でダンス養成ギブスとの凄まじい格闘を見せつけた立花ハジメさん、終焉を迎えつつあったテクノポップブームのなかで結成されたラジカルTV、恐ろしくも美しいパフォーマンスが魅力の戸川純さん、そしてプラスチックスの中西俊夫さんや佐藤チカさん、後にシンプリーレッドの正式メンバーとなる屋敷豪太さん等によるニューウェーヴユニット、MELON・・・
ショコラータ かの香織
まるで映画≪ローマの休日≫のオードリー・ヘップバーンのように愛らしいショコラータのボーカル、かの香織さん。
ライブジャック
1980年代の代表的なバンドのLIVEを放送していた≪NORDICA LIVE JACK≫。
パール兄弟
≪NORDICA LIVE JACK≫で放送されたのは、パール兄弟や・・・
ラジカルTV
ラジカルTVや・・・
あがた森魚
あがた森魚さん等、ホント貴重なLIVEばかり。
ミュージックウェーヴ
NHKで放送された≪ミュージックウェーヴ≫。
ミュージックウェーヴ
出演アーティストは、BOOWY、サンディ&サンセッツ等々。
サンディ&サンセッツ
サンディ&サンセッツ・・・
MELON
MELONの中西俊夫さん。突然の訃報が哀し過ぎます。

彼ら、彼女らの、1980年代を駆け抜けたその姿があまりに魅力的で、毎日毎日、ビデオテープ1本、1本を、思い出を噛みしめるように観ています。

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気づけば、私も50歳代半ば。
ひとは年齢を重ねれば重ねるほど、楽しいこと、嬉しいことよりも、重過ぎて支えきれないほどの悲しみの方が多くなるんだな、なんてことを思う今日この頃。
年齢を重ねた分、確かにそれらを受け止めるこころの容量は大きくなっているのだろうけど、それを支える足腰の筋力は明らかに衰えてますから、人生の摂理とは言え、酷ですよね(笑)。
大切なひととの永遠の別れって、残された者の人生に取り返しのつかない後悔やら何やらを深く刻み込むもので・・・
年が明けるとともに旅立ったひとへの思いは、時間が経つにつれ、ますます整理もままならないけど・・・

この歳になるまで私の成長を支えてくれたかけがえのないひとにさようなら。
そして本当にありがとう。
私は、これからも年甲斐も無く、甘えたこと、泣きごとを並べながらも、前向きに頑張っていきますとも。

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