back to TOP

admin |  RSS
年も明けて2週間ほど過ぎちゃいました。
改めまして、今年もよろしくお願いいたします。

まずは昨年末から新年にかけての近況を。
年末といえば大掃除やら年越しの準備やらでショッピングに出掛けることが多いのですが、近所のスーパーマーケットで見つけて思わず歓喜の声を漏らしちゃったのがこれ。
ゴジラ真撃大全
BANDAIから発売された食玩、≪ゴジラ真撃大全≫です。
≪シン・ゴジラ≫から第4形態と第2形態、≪GODZILLA 怪獣惑星≫からアニメ版ゴジラ、あとはヘドラとメカ・ゴジラという全5種類のラインナップですが、私が欲しいのは言わずもがな≪シン・ゴジラ≫の第4形態。
チビッ子がたむろする食玩コーナーで、いい大人が必死になって探す姿はさすがにドン引きですが・・・苦労の甲斐あってようやく1箱見つけました!
やっぱ、≪シン・ゴジラ≫の第4形態は一番人気らしく見かけたのはこの日だけ。
入手できてラッキーでした。

ラッキーだったもうひとつの入手物は古本屋巡りで思いがけず入手したこのポストカード。
江戸川乱歩全集 挿絵ポストカード
初めて訪れた古本屋さんで講談社の≪江戸川乱歩全集≫を見かけ、その価格がワンコイン以下だったので、数ある全集の中から一番状態が良さそうな≪孤島の島≫1冊を手にしてレジへ。
家に帰ってページをパラパラとめくったら赤い封筒が床に落ちました。
「なんだ、これ?」
封筒の中身を覗いたらこのポストカードが入っていたという次第です。
講談社が発行した≪江戸川乱歩全集≫の初版本の特典として封入された挿絵のポストカードのようなのですが、挿絵を描いたのはかの横尾忠則大先生です。
もう嬉しくて小躍りしちゃいました(笑)。
これだから古本屋巡りは止められないんですよね。

正月休み中に私を楽しませてくれた書籍は、この4冊でした。
読書
≪地平線の相談≫は、細野晴臣さんとその細野さんを師と仰ぐ星野源さんの対談(相談?)集。
ゆるくて、時にどうでもいいような(笑)相談にほっこり。就寝前の心地よい時間を演出してくれました。
≪妻に捧げた1778話≫は、バラエティ番組で芸人のカズ・レーザーさんが紹介した書籍で、日本を代表するSF作家の眉村卓さんが余命いくばくもない奥様のために毎日1話の短編作品を書き続けたエピソードを綴ったもの。
不覚にも枕を涙で濡らしちゃいました・・・
≪ライオンはなぜ「人喰い」になったか≫は以前、本ブログの≪衝撃の実話!動物パニック映画特集≫で書いた映画≪ゴースト&ダークネス≫の元ネタになったツァボの人喰いライオン事件の全容が書かれた書籍でとても面白かったですね。
≪ゴースト&ダークネス≫は、実話の映画化作品の宿命として、かなり脚色されているのですが、それでも1890年代後半にケニアのツァボ地区で実際に発生したライオン襲撃事件は異様で恐ろしい・・・恐ろしすぎる!
この書籍で分かったツァボの人喰いライオン事件の真実はいつかまた本ブログで書きたいと思います。
つい最近読み終えた≪貸本屋のぼくはマンガに夢中だった≫は、かつて東京都内でご家族が≪ゆたか書房≫という貸本屋を営んでいた長谷川裕さんの回想録です。
ちょうど私が幼少時代を過ごした1960年代の東京が舞台となっており、その頃の東京の街並や文化が感じ取れるとても興味深い書籍でした。
1960年代当時、私が生まれ育った街には貸本屋さんは無かったと記憶していますが、貸本屋の隆盛から衰退に至る経緯は、1980年代のレンタルビデオブームと酷似していますね。
とりわけ貸本屋の黎明期のエピソードや経営にかかるノウハウなんかは、カルト映画と持て囃される映画ソフトを求めてレンタルビデオショップを渡り歩いていた当時の私がショップ店員などから見聞きした内容を思い起こさせ、とても懐かしく思えました。

最後は、懐かしさついでに、先頃、久々に観た思い出の映画について。
作品名は≪最後の航海≫。
最後の航海
1960年に公開されたアメリカ映画で、海洋パニック映画の名作として知られる作品です。
物語は、ボイラーの爆発事故により巨大な縦穴が空き沈没が迫る豪華客船から乗員・乗客が必死の脱出を図るというもの。
感のよい方はお分かりかと思いますが、1972年に公開され大ヒットした≪ポセイドン・アドベンチャー≫にとてもよく似た設定の本作は、恐らく1912年のタイタニックの遭難事故にヒントを得て製作されたであろうパニック映画なのです。
なぜかビデオ化もDVD化もされていない作品なのですが、幸運にも私は、かれこれ35年程前にテレビ放送されたものを録画してあったので、時々、思い出しては観返しているというわけです。
この映画の見どころは、フランスの豪華客船イル・ド・フランス号が解体のため日本に停泊していたため、この船体を使用。シーンに応じて本物の船を解体しながら撮影したため、ミニチュアなどでは出せない迫力に満ちた作品に仕上がっている点に尽きると思います。
日本で撮影されたため、乗客が右往左往するパニックシーンなんかで、やたらと日本人が多いのはご愛敬かな。
主演のロバート・スタックが、船のド真ん中に空いた奈落の底で宙ぶらりんになる娘や、崩れた鉄材に足を挟まれ避難できない妻を救出する展開にハラハラドキドキし、危険を顧みず人命救助に努める黒人機関士の活躍に感動し涙するヒューマニズムに溢れる作品でもあります。
最後の航海
原題は≪THE LAST VOYAGE≫。直訳の邦題ですね。
最後の航海
客室に空いた“奈落の底”から幼いわが娘を救うため奮闘するロバート・スタック(TVドラマ≪アンタッチャブル≫で有名ですね。)
最後の航海
急激に浸水する機関室。沈没まであと僅か!
最後の航海
崩れた鉄材に足を挟まれた妻の救出は困難・・・さあ、どうする!
最後の航海
崩落する煙突!船がモノホン故に凄い迫力。
最後の航海
押し迫る海水。妻の救出は無理か・・・
最後の航海
妻の自由を奪っていた鉄材を焼き切るためのバーナー用ボンベがようやく届き、救出成功!
最後の航海
沈没までの時間はあと僅か・・・
最後の航海
結末はいかに・・・!

誌上ロードショーとまではいきませんが、少しは≪最後の航海≫の面白さが伝わったでしょうか。
半世紀以上前のCGの無い時代に製作された作品ですが、スペクタクルシーンの迫力は申し分なく、やっぱり映画は良いシナリオと映像作りにかかる創意工夫が大事なんだな、と改めて思う私なのです。


スポンサーサイト
2017年も残すところあと1週間。
というわけで、今日はクリスマス・イヴ。
月並みですが1年の経つのが早い・・・早すぎる。
歳をとったら尚更そう感じるようになったような気がします。

2017年の締めくくりの映画として観てまいりました≪スターウォーズ 最後のジェダイ≫。
スターウォーズ最後のジェダイ
いやぁ~面白かったですね。
いよいよマーク・ハミル演ずるルーク・スカイウォーカーも登場し、往年の≪スターウォーズ≫ファンは涙腺緩みっぱなしだったんじゃないでしょうか。
かく言う私も、レイア姫の登場シーンはもちろんのこと、マペット(操り人形)で再現されたヨーダやエンドロールのフランク・オズ(ヨーダの操演者)のクレジットにまで鼻の奥がジンジンする始末でした(笑)。
主要なシーンで赤を強調した映像作りも印象的でした。
レイとカイロ・レンが力を合わせてスノーク最高指導者やその側近と闘う宮殿のシーンの目に焼き付くような赤や、クライマックスの純白の砂の下から現れる血のように赤い色をした地盤の惑星など、ジェダイの血縁を核とした物語の視覚的表現が功を奏していたように思えます。
スターウォーズ最後のジェダイ

≪スターウォーズ≫シリーズも恐らく本作をもって私たちのような往年のファンへのサービスはお終いなんでしょうね。
レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの死や本作のエンディングからそのことを強く感じます。
でも、もういいじゃないですか。
だって40年間も楽しませてもらったんですから。
私が1977年の最初の作品、≪エピソードⅣ 新たなる希望≫を劇場で観たのが高校生。その後、大学生、成人と、人生の節目節目で新作を観続け、1999年の≪ファントム・メナス≫公開時には、まだ幼かった自分の子どもを連れて観賞・・・その子どももいまは社会人ですから。親子2代にわたって新作の公開を待ちわび、その感動を共有し、家庭での話題に華を咲かせることのできた映画なんてホント≪スターウォーズ≫シリーズだけですから。
きっと、これからの≪スターウォーズ≫シリーズは、これからの時代を生きるひとたちが共有できる物語を紡いでいくのでしょう。
そういう意味では前述の血縁を象徴したであろう≪スターウォーズ 最後のジェダイ≫のイメージカラーの赤は、往年のファンから新しい世代のファンへの継承をも意味するのかも知れませんね。

今日はクリスマスイヴということで、私のポータブル・レコードプレイヤーのターンテーブルでは、先ほどからそれらしいレコードが廻っています。
まずは坂本龍一の≪戦場のメリークリスマス≫のオリジナルサウンドトラック盤。
戦場のメリークリスマス
やっぱり、クリスマスといえばこのアルバム。
数ある映画音楽のなかでもこのアルバムの素晴らしさは別格ですね。

お次はTHE POGUESの≪堕ちた天使≫。
ポーグス
このアルバムはしばらく聴いてなかったのですが、今日久しぶりに聴いて、やっぱ名盤だな、と。
特にクリスマスに特化したアルバムではないのですが、収録曲の≪ニューヨークの夢≫という曲がクリスマスソング・・・それも夢破れ人生に疲弊したアイルランド移民の老カップルがクリスマスイヴに罵りあう楽曲になっていて、これが泣ける。
大ヒットした映画≪タイタニック≫でもアイルランドのフォークソングが、貧困の中、ニューヨークに向かう移民の逞しさや経済的格差故に結ばれない切ない恋愛の演出に一役買っていましたが、この≪ニューヨークの夢≫という楽曲では、年老いた二人が、満たされない人生の責任をなすりつけ合い罵りあいながらも、“でも君がいないと自分は・・・”と互いを欲する姿に胸が打たれます。

最後は≪WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS≫。
WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS
1983年にアルファレコードから発売されたコンピレーションアルバムで、細野晴臣、高橋幸宏、立花ハジメ、戸川純、鈴木慶一、大貫妙子等が参加したクリスマスミュージックアルバムです。
収録されているほとんどがオリジナル曲で、どの楽曲も素晴らしいのですが、特に大貫妙子の≪祈り≫と高橋幸宏の≪ドアを開ければ・・・≫が私のお気に入りですね。
特に≪ドアを開ければ・・・≫は、誰しもが子どもの頃に抱いていたクリスマスへの純粋な想いを描いた楽曲で、私もこの曲を聴くたびに、生活は苦しいけれどクリスマスだからと、家族全員で年に1回の外食に出かけた子どもの頃のことを思い出して切なくなります(笑)。

ひとそれぞれのクリスマス。
いまの自分や生活に満足しているひとも、そうでないひとも。
すべての皆さんにとって幸多いクリスマスとなることをお祈りします。




ロードショー公開から随分と時間が経っているというのに、数年おきに無性に観たくなり、関連商品が発売されるとなると、欲しくていてもたってもいられない、そんな映画作品があります。
私にとってのそんな映画作品のひとつがスティーブン・スピルバーグ監督の出世作≪ジョーズ≫なのです。

1980年代、ビデオデッキが普及し家庭で映画が楽しめるという夢のような時代の到来(笑)とともに、即行購入したビデオソフトの1本は勿論≪ジョーズ≫。その後もDVD、ブルーレイ、挙げ句の果てにはデッキも持っていないというのにレーザーディスクに至るまで映像ソフトを購入しまくる始末。
だって、公開数十年の節目節目で特典映像の異なる商品が販売されるんだもん・・・とはマニアにありがちな言い訳だな。
ジョーズ 映像ソフト
恐らく映像ソフトとしては最新のブルーレイ・コレクターズエディションとレーザーディスク版
ジョーズ 関連本
≪ジョーズ≫関連本の数々。劇画本、≪ジョーズ≫劇画ロードショー掲載の月刊少年チャンピオン、原作本、メイキング本、映画雑誌の特集号

そこまで≪ジョーズ≫に拘る理由を突き詰めると、やはりロードショー公開時のファーストインパクトに尽きる。
≪ジョーズ≫の日本公開は、1975年12月ですから、当時、私は中学生。
クラスメート数人で、かつて弘前市にあった≪弘前東宝≫で鑑賞したと記憶しています。
ジョーズ ポスター チラシ
ポスター、パンフレット、チラシ、≪弘前東宝≫ニュース

初鑑賞の感想は・・・
もう「衝撃的」のひと言でしたね。
あの数多の映画館で歓声があがったという伝説のラストシーンを見とどけ、映画館を後にした私たちは、ただただ無言(笑)。
普通ひとりはいそうな、“たいしたことなかったね・・・”なんてネガティヴ発言を漏らす奴もなく、“何だかとんでもなく面白い映画を観ちゃったぞ!”という、興奮を超越した茫然自失状態に全員陥るほどの衝撃だったと記憶しています。
まあ、それほどまでに強烈なファースト・インパクトだったにしろ、人喰い鮫と人間が闘うだけの映画になんでこんなにも魅了されるんでしょうか。
何と言っても、ロードショー公開から41年!。半世紀近い年月が経っているというのに色褪せない魅力って何なんでしょうね。

確かにコンピュータグラフィック全盛のいま観返すと、機械仕掛けの巨大鮫は安っぽく感じるけれど、脚本、演出、役者の演技等々、映画作品を構築するさまざまな要素は全く色褪せませんね。
若干27歳の若造監督だったスピルバーグが、ロバート・ショー、ロイ・シャイダーなどの名優を相手に孤軍奮闘。ひとつ間違えばB級ホラーにもなりかねない作品を緊張感漲る人間ドラマとして成立させたことも驚きです。
台詞に頼らず、映像や役者の佇まいで心情や状況を表現するといった極めて映画的な表現手法も冴えわたってます。
時間省略の手法、カメラワーク、微妙にタイミングをずらしたショックシーンの演出等々、奇跡とも言える総体的完成度の高さが、いまも私の心を掴んで離さないんでしょうね。

と、いうわけで最近、めっきりフィギュアへの興味を失くしてた私ですが、このフィギュアシリーズだけはゲットなわけです。
≪FUNKO≫社の≪ジョーズ≫シリーズです。
ジョーズ フィギュア
ジョーズ フィギュア
予約したのは1年以上前。
ホオジロ鮫のブルースは比較的早期に入手できたのですが、主要人物の御三方のフィギュアが発売延期を繰り返し、ようやく先日、入手できました。

こちらは、青島文化教材社のアメリカンムービィーグラフティシリーズ。
全3種ですが、私は2種のみ所有。
ジョーズ フィギュア

特にお気に入りはこちら。≪No,2 ジョーズアタック ≫
ジョーズ フィギュア

これは以前にも紹介した≪ブルース≫のガレージキット。
ジョーズ ガレージキット

ペガサスホビー社の≪グレート ホワイト シャーク≫を改造して作成した≪ブルース≫。
ジョーズ 自作フィギュア

そして、≪ジョーズ≫といえばこのフィギュア。
≪マクファーレン≫社のデラックスボックスセットです。
ジョーズ フィギュア
映画のクライマックス、クイント(ロバート・ショー)がホオジロ鮫に喰われる衝撃シーンをディオラマ化したもので、劇中で重要な役割を果たした漁船、オルカ号が初めてフィギュア化された記念すべき一品でもあります。
実は、このフィギュアには哀しい思い出があったりします。
2009年5月、家族旅行で宮城県気仙沼市を訪れた際、気仙沼漁港にある≪シャークミュージアム≫のお土産品売り場にこのフィギュアが飾ってあったんです。
このフィギュアは日本未発売。雑誌等で発売されたことは知っていたけど、実物を目にしたのはこの時が初めてでした。
欲しくてたまらず、いっそのことお店のひとに譲ってもらおうかとも思ったけど、売り物じゃないのも明らかだったので、そこは諦めて後日、ネットで探しまくってようやく入手しました。
そして2年後・・・あの震災が発生しました。
気仙沼漁港を襲う津波のニュース映像には、≪シャークミュージアム≫が津波に飲み込まれる衝撃的な場面が・・・
フカヒレ料理などの美味しい食事や心のこもったサービスを提供してくれた旅館の女将さん、気仙沼の趣きのある街並み、活気のある市場の光景・・・気仙沼で過ごしたとても幸せな時間をこのフィギュアを見るたびに思い出すのです。


2016年ももうすぐお終いだな・・・なんて思っていたら、哀しいニュースが・・・
レイア姫ことキャリー・フィッシャーが亡くなってしまった・・・
レイア姫 キャリー・フィッシャー
≪スターウォーズ フォースの覚醒≫のキャリー・フィッシャー。素敵に年齢を重ねておりました。

60歳だなんてまだ若すぎる。
つい先日、≪ローグワン スターウォーズ・ストーリー≫を観たばかりだというのに。
ブリトニー・スピアーズの事故死報道が実はハッキングによる誤報だったってオチ、キャリー・フィッシャーには無いのかな。
加えて、7年前のクリスマス・イヴに遡って、≪フジファブリック≫の志村正彦さんのオチだったら尚更いいのに・・・
なんか年末って、神様がその年の理不尽な帳尻合わせでもしているんじゃないか、と思いたくなるほど哀しいニュースが唐突に飛び込んできますよね。

≪ローグワン スターウォーズ・ストーリー≫は、多くの人たちがレビューで書いているけど、ホント泣ける物語でした。
ローグワン
スピンオフ作品故の配慮か、オープニングにジョン・ウィリアムスのあの壮大なテーマ曲はなく、“あれ、あれ?”って不安感を抱いたのも実は杞憂。
テンポ良し、登場キャラ良し、感情を揺さぶるストーリー展開良し、という大満足な作品でした。
とりわけロボット好きの私としては、新キャラの≪K-2SO≫にハマりましたね。
ローグワン
どことなく古めかしいデザインのこのロボット、無骨で無愛想・・・でもこの映画の見どころを一気にかっさらう涙、涙の活躍を終盤魅せてくれます。
ローグワン
映画観賞後に速攻で購入したボトルキャップとゲーセンで苦戦、入手したフィギュア。

続々と登場するダースベーダーやスノーウォーカーなどのお馴染みキャラが往年のスターウォーズファンの涙腺を刺激します。
モフ・ターキン提督なんて、≪スターウォーズ エピソードⅣ 新たなる希望≫の名優ピーター・カッシングにクリソツな役者さんを起用しててビックリです。
≪スターウォーズ エピソードⅣ 新たなる希望≫の前日譚の≪ローグワン≫ですから、当然、レイア姫も登場します。
あの映画史を変えた名作のオープニングに繋がるラストシーンで、若き日のキャリー・フィッシャーの姿がスクリーンに映し出されたときに流したのは感動の涙だったのですが、まさか数日後に惜別の涙に変わろうとは・・・
ご冥福をお祈りいたします。

2016年を改めて振り返ると、≪シンゴジラ≫、≪ローグワン≫と、映画ファンにはたまらないシリーズ作品が相次いで公開され、いずれも高いクオリティで満足させてくれたという意味では楽しい1年でした。
私のコレクション癖に関していえば、映画コミカライズ作品の収集地獄にハマり、今年1年の猛ダッシュで≪月刊・別冊・増刊少年チャンピオン≫の≪劇画ロードショー≫掲載号36冊の収集を達成。収集2年目にして少しはコンプリートの薄明かりが見え始めたといったところでしょうか。
劇画ロードショー
加えて下半期は、映画秘宝別冊の≪悪趣味ビデオ聖書(バイブル)≫に触発され、悪趣味ビデオの収集に明け暮れる毎日。
悪趣味ビデオ聖書
漬物樽の重石に使えるほどに分厚く重い1冊≪悪趣味ビデオ聖書(バイブル)≫。

自分が生きている間にすべて観尽くすことができるのか、というほどのビデオ(それも悪趣味!)に埋もれております(笑)。
≪劇画ロードショー≫といい、≪悪趣味ビデオ≫といい、映画の裏歴史のレガシーばかりを収集し続ける私に未来はあるのでしょうか(笑)。
悪趣味ビデオ コレクション
悪趣味ビデオコレクションのほんの一部。

そんなこんなで2016年もお終い。
この1年、私のくだらないブログを読んでくれたみなさんに感謝申し上げ、みなさんの2017年のご多幸を心からお祈りいたします。











誰にでも子どもの頃に読んで、強く印象に残っている本があると思います。
私の場合、ハーメン・メルビルの≪白鯨≫がそんな一冊。
小学生の頃の私にしてみれば、文学性とかそんな評価基準は当然なくて、ただ単に、巨大な白い鯨に闘いを挑む人間の物語という、当時ハマっていた怪獣映画の延長線上にある作品として楽しんでいたに過ぎなかったように思います。
白鯨
平凡社、世界名作全集(1959年初版)の≪白鯨≫と週刊少年マガジン1968年、35号から連載された劇画版≪白鯨≫

1956年に製作されたジョン・ヒューストン監督の映画化作品≪白鯨≫は、小説を読んだほぼ同時期にテレビ放送で観たのが最初かな。
エイハブ船長を演じたグレゴリー・ペックが“大根”過ぎるとか、そのグレゴリー・ペック自身が、≪ジョーズ≫の劇中で≪白鯨≫のワンシーンを使用したいというスティーヴン・スピルバーグ監督の申し出を「あまり出来の良い作品ではないから」という理由で断ったとか、兎角ネガティヴな印象がつきまとう≪白鯨≫だけど、小学生の私には十分エキサイティングな作品でしたね。
同じくテレビ放送で観た、ジュール・ベルヌの有名小説の映画化作品≪海底二万里≫とのコンボ技で、海洋アドベンチャー、動物パニックというジャンル映画が大好物という、私の素地を作った1本じゃないかな、と。
その≪白鯨≫をハーマン・メルビルが執筆するきっかけになった実話をベースに製作されたというのが昨年公開された≪白鯨との闘い≫。
白鯨との闘い
観たくてたまらなかったクセに出不精故にタイミングを逃して劇場鑑賞が叶わなかった≪白鯨との闘い≫が先日、めでたくWOWOWで初放送。ってんで早速観ましたとも。
監督は、≪バックドラフト≫、≪アポロ13≫のロン・ハワード。
物語は、鯨油が貴重な資源だった1800年代初頭、南米大陸から3700キロメートル離れた海域で、狡猾、獰猛な白い鯨と捕鯨船が熾烈な闘いを繰り広げるアクションアドベンチャー・・・と思っていたんだけど、そんな分かり易い作品では無かったんだな、これが。
もちろん、白鯨と人間の闘いのシーンはCGを駆使したド迫力で、グレゴリー・ペックが巨大なドラム缶で作られた白鯨に跨り銛を突き立てていたジョン・ヒューストン監督版≪白鯨≫の比じゃない。もう見応え充分。んで、劇場で観なかったことを後悔・・・
白鯨との闘い
結局、主人公の一等航海士等数人は、白鯨との闘いで沈没した捕鯨船を捨て、90日間、小さなボートで大海原を漂流することになるのだけれど・・・待っていたのは、そう・・・猛烈な飢餓。
この映画、ハーマン・メルビルの新作執筆のための取材に生存者が応じるカタチで物語が展開するのですが、この生存者、なかなか自分が体験した出来事を語ろうとはしない・・・
“なにもったいぶってんだよ”とイライラするなかれ・・・語れない理由はその猛烈な飢餓状態からどうやって生還したかという部分にあるわけで、生存者には奇跡の生還を誇らしく語ることのできない理由があったというわけです。
白鯨との闘い
生きるための資源を求めて鯨の殺戮を繰り返す人間が、大自然に放り出され、やがては自らの肉体を生きるための資源として提供せざる得なくなる悲劇・・・とでもいったところでしょうか。

このての人間対動物モノの映画で重要なのは、人間の敵となる動物の描き方ですね。
ステロタイプではありますが、動物とは思えない知能の高さを演出することで、その動物の恐ろしさが一層際立つというわけです。
≪白鯨との闘い≫は実際にあった出来事というのがふれこみですが、鯨に劇中で描かれているような知的な行動が本当に出来たのかは疑問ではあります。
しかしながら、無感情な瞳で人間を計画的かつ執拗に追い回す白い鯨の存在感は圧巻でしたね。

実話ベースの人間対動物の映画で、私の大好きな作品をもうひとつ挙げるならば1996年製作、スティーヴン・ホプキンス監督の≪ゴースト&ダークネス≫です。
ゴースト&ダークネス
マイケル・ダグラスとヴァル・キルマーが主演を務めるこの作品に登場するのは、メチャクチャ頭のいいライオン。それも2頭。
このライオン、頭がいいだけではなく、ライオンの習性とは思えない残虐性・・・すなわち食するために獲物(主に人間)を殺害するのではなく、ただ殺したいから殺すというサイコキラーな性質をもっている突然変異種なわけです。
1898年、アフリカで実際にあった出来事として描かれていますが、確か過去に≪ブワナの悪魔≫というタイトルで映画化されており、≪ゴースト&ダークネス≫はそのリメイクと記憶しています。
鉄道開発事業を進めるためにアフリカを訪れたイギリスの鉄道建設技師が体験する恐怖譚なのですが、この映画に登場するライオンは本当に恐ろしい。
人間の寝込みやちょっとした隙をついて襲撃、脚をかみ砕き逃げられないようしてから皮膚を剥ぎとるなど、楽しみながら獲物を殺戮するという異常性や住み処の洞窟に散乱する夥しい数の人骨など、およそ実話とは思えない描写に背筋が凍りつきます。
ゴースト&ダークネス
テンポの良い飽きさせない展開といい、登場人物の描き方といい、凶悪なんだけど神秘性をたたえたライオンの存在感といい、実に良く出来たお話だなと思ったら、脚本はウィリアム・ゴールドマン。
≪明日に向かって撃て!≫、≪ミザリー≫、そして私のトラウマ映画の一本≪マラソンマン≫を手がけた名脚本家でした。
なお、本作で描かれたライオンの剥製は、シカゴ博物館に展示されているそうです。
ゴースト&ダークネス
映画の凶悪なイメージとはかけ離れた風貌のシカゴ博物館の“サイコキラー”ライオン。
ゴースト&ダークネス
ゴースト&ダークネス
被害者130人以上とも言われるライオン襲撃事件は、2頭のライオンの射殺で幕を閉じました。

実話ベースのこのての作品では、1764年から1767年にかけて、フランスのジョヴォーダン地方で100人以上の人間を殺害した未確認生物を描いた≪ジョヴォーダンの獣≫もお勧めです。









Template by :FRAZ