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春を実感させる暖かい日が続いています。
つい1週間ほど前までは歩道に雪が残っていたんですが、いまは見る影もありません。
知人からいただいた山桜の小枝にも先週花が咲きました。
山桜
春の到来は、なにより心を明るくしてくれるのがありがたいですね。

最近、古本の収集にどっぷりハマっています。
ネットオークションも利用しますが、春の陽気が外出を促しますので、地元の古本屋さんなんかに足を運ぶことが多いかな。
某大手チェーン店にも行きますが、そちらはもっぱら価格均一の安価な商品を物色。なかなかめぼしいものには出会えませんが、時には掘り出しものもあったりしますので、それはそれで楽しいです。
でも、やっぱり古本屋さんで過ごす時間は格別です。
誰でも自分の大好きなものが所狭しと並んでいるお店に入店するとテンションが上がると思いますが、私にとってはそれが古本なんですね
通路にまで積み上げられた本の間をかいくぐり、お目当ての本を探す作業はもちろんですが、目的もなくフラリと店を訪れ、1冊、1冊手にとっては、自分の新たな趣味趣向を開拓する作業も楽しかったりします。
加えて店のご主人との会話は、何と言っても同じ趣味を持つ者同士ですので、普段、職場や家庭での会話ではなかなか踏み込めないマニアックな領域にまで及んだりして、ホント、心の栄養になります。
やっぱり、好きなものは地元で手に入れたいです。
どうしても地元で手に入らないものならネット購入もやむをえませんが、自分が理想とする街づくりは、まずもって地元にある自分の好きなお店を存続させることが大切なんだと思います。
古本、アナログレコード、プラモデルなんかを取り扱う個人経営のお店って近年、ホント少なくなりましたから。

私の古本収集は、主に昭和の時代のものを幅広くってな感じなのですが、特に近年チカラを入れているのが、ジュブナイル小説の収集です。
私がティーンエイジャーの頃に読んだものが中心ですが、当時は経済的理由なんかで購入することは叶わず、学校の図書室なんかで借りて読んだものを、近年、買い揃えているといったところですね。
私の少年期、1970年代といえば、1969年のアポロ11号の月面着陸や1970年の大阪万博などの影響で、21世紀への憧れや希望が最高潮に高まっていた時代です。
「21世紀って、すべてのひとが小型の携帯用電話を持っているんだって!」とか「映画やテレビが立体映像で観れるらしいよ・・・」とか、今じゃ当たり前でも、当時としては未知のテクノロジーだったのです。
だから、私たち≪20世紀少年≫にしてみれば、スマートフォンやVR、乗用車の自動運転システムや無人航空機ドローンなんかは、あの懐かしい時代に漫画雑誌の巻頭カラーページやSFジュブナイル小説なんかで読んだ内容を「これは実現したな」、「これはまだ実現していないな」と確認作業するための産物だったりするんです。
因みにジュブナイル小説というのは、ティーンエイジャー向けの小説で、既存の小説を子ども向けに再編集したもの。
大人になったいま読み返すと、ちょっと内容が物足りなかったりしますが、当時の少年・少女の21世紀に対する憧れをくすぐる装丁は、いまでも十分に魅力的で、それも収集している理由のひとつですね。
ジュブナイル
講談社発刊の≪世界名作全集≫から2冊。特にジュール・ベルヌの≪地底旅行≫は映画化もされ、地球の内部を探検するという発想に胸が躍りました。
ジュブナイル
こちらも講談社の≪世界の科学名作≫シリーズの2冊。≪狂った世界≫の装丁イラストが007のショーン・コネリーなのが笑えます。
ジュブナイル
日本の有名作家、小松左京の≪青い宇宙の冒険≫と福島正実の≪地底怪生物マントラ≫。
≪地底怪生物マントラ≫は、科学的考証がしっかりしてて、未確認不明生物と自衛隊の攻防戦もリアル。
≪ガメラ2 レギオン襲来≫や≪シン・ゴジラ≫に先駆たリアリティ志向の怪獣小説ですね。
ジュブナイル
秋田書店の≪SF恐怖シリーズ≫。全6巻の内の3冊。≪地球滅亡の日≫は食人植物と人類の闘いを描いた小説で映画化もされました。≪ミクロの恐怖≫は、スティーブン・スピルバーグの監督デビュー作≪激突≫の原作を執筆したリチャード・マシスンの作品で、≪縮みゆく人間≫というタイトルで映画化もされました。
ジュブナイル
ジュブナイルではありませんが、同じくリチャード・マシスン作品の≪吸血鬼≫と≪地球最後の男≫。タイトルは異なりますが同じ作品です。原題は≪アイ アム レジェンド≫。何度も映画化されている名作ですね。
ジュブナイル
レトロな魅力が堪らない装丁の2冊。≪恐怖の月爆弾≫の装丁イラストは、当時、漫画雑誌の表紙や巻頭カラーページのイラストなどで私たちを魅了した巨匠、小松崎茂です。
ジュブナイル
人間に寄生し、思考をコントロールするナメクジ型宇宙生物の恐怖を描いたハインラインの≪タイタンの妖怪≫は子どもの頃の私の愛読書でした。まるでSF映画のポスターのような装丁が恰好良すぎます。
ジュブナイル
H・Gウエルズの≪宇宙戦争≫も何度読んだか分からないほど大好きな作品です。
≪サスペンスノベル選集≫版の≪宇宙戦争≫は当時の映画化作品のイラストがイカしてますね。
でも物語や宇宙船の造形は、近年、スピルバーグが映画化したリメイク作品の方が原作に忠実です。
ジュブナイル
SF・サスペンス小説の傑作≪影が行く≫は、1951年に映画化され、≪遊星よりの物体X≫という邦題で日本公開されたことから、その後のジュブナイルのほとんどがこの邦題に倣って≪物体X≫というタイトルを踏襲しました。
因みに、作中に登場する不定形宇宙生物も執筆者のジョン・W・キャンベル・Jrが表現した描写を独自の解釈によって挿絵化しているため、その姿はさまざま。
ジュブナイル
≪小学六年生≫の付録本の≪物体X≫は、レイ・ハリーハウゼンの特撮映画に登場する神話の怪物のようです。
ジュブナイル
鶴書房の≪物体Xの恐怖≫は、不定形生物の不気味さを上手く表現したデザインに・・・
ジュブナイル
集英社の≪なぞの宇宙物体X≫は、1982年にジョン・カーペンター監督により映画化された≪遊星からの物体X≫に近いイメージの挿絵ですね。
ジュブナイル
ジュール・ベルヌの≪海底二万哩≫も子ども向けも含め、数々出版されています。
香山滋
最後は、≪ゴジラ≫などの日本の怪獣映画の原作を手がけた香山滋。香山さんは、探偵小説や幻想小説を数多く手がけました。

本の魅力は、作者が紡ぎだしたその内容はもちろんですが、イラストレーターなどのさまざまな職人による作品世界の補完によって更に完成度を増すわけですから、人間の知恵の結集を楽しむという、それに尽きると思います。





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バブル景気の遺物を求めて

報道なんかだと景気は回復しているようだけど、一庶民の私には実感がありませんね。
“なんか景気のいい話題でもないものかな・・・”というわけで、バブル景気に沸く1980年代後半に施行された、今となっては笑うしかない“トンデモ”政策≪ふるさと創生事業≫の遺物探索に行って参りました。
参考までに≪ふるさと創生事業≫は、時の総理大臣竹下登氏(ロックミュージシャンのDAIGOさんのお祖父ちゃん)発案による公共事業で、「全国のすべての自治体に1億円やるから、YOU! なんでも好きなまちづくり事業に使っちゃいな!」という、誠に羽振りのいい、ロッケンロールな事業だったわけです。
“日本は世界一の借金大国”なんて揶揄されている現状を考えると誠に嘆かわしくもありますが、やっちゃったものはしょうがない、作っちゃったものはしょうがない、というわけで、ここは素直に≪ふるさと創生事業≫によって生み出された遺物を楽しもうじゃないですか!(泣笑)

場所は青森県の南部に位置するおいらせ町。
おいらせ町
平成の市町村大合併前は、百石町と呼ばれた町の片隅に立つ≪自由の女神像≫。
ふるさと創生事業
これこそが観光客の誘致を目的に1億円をかけて製作されたひとつ目の遺物です。
なぜ青森県に≪自由の女神像≫が・・・その疑問に応える説明ボードを読んでみると・・・
「本家≪自由の女神像≫が立つニューヨーク市と旧百石町とは、北緯40度40分で結ばれているという事実に基づき「4」という数字にこだわって4分の1のスケールで建立しました」とあります。
ふるさと創生事業
なんかプラモデルの説明書に書いてある能書きのようにも思えますが、突然、“ほら1億円やるから何かやってみな”と言われたら、やっぱ観光資源にも使えそうなモニュメントの建造が無難だし、当時の役場の担当職員が上司に「大変な事実を発見しました!ニューヨークと本町の緯度が一緒です!」と色めきだって報告、「だったら1億円は≪自由の女神像≫で決まりだな!」と満面の笑顔で決裁印を押す上司の姿が目に浮かびます。

もうひとつの遺物は、以前にも本ブログで紹介した青森県つがる市(旧木造町)の目を疑うような駅舎です。
木造駅
正に遺物と呼ぶにふさわしい縄文時代の遮光器土偶のカタチをした駅舎は、電車が到着すると目が光るというモデラーなら称賛間違いなしのギミック付き。
遮光器土偶が旧木造町の亀ヶ岡遺跡から発掘されたことに由来しているのですが、肝心の遮光器土偶の現物は、現在、青森県内には無く、東京国立博物館の所蔵物になっているとのこと。
なんでも青森県の自治体が、個人の所有物だった遮光器土偶の買い取りに消極的だったために貴重な文化財が県外に流出してしまったのだとか・・・・なんか1億円の使いみちを間違っている・・・そんな気がするのは私だけでしょうか。


今期のテレビドラマは≪広瀬 VS 石原≫の一騎打ちか?

今期のテレビドラマで毎週放送を楽しみにしているのは、広瀬すずさん主演の≪anone≫と、石原さとみさん主演の≪アンナチュラル≫ですね。
≪anone≫は、≪Mother≫、≪Woman≫、≪カルテット≫という優れたテレビドラマの脚本を連発している坂元裕二さんの新作で、主演の広瀬すずさんはもとより、田中裕子さん等役者さんの演技の妙を純粋に楽しめる作品ですね。
anone
≪アンナチュラル≫は、≪シン・ゴジラ≫の名コンビ、石原さとみさん、市川実日子さん等出演陣の飄々とした演技と、これまた大ヒットドラマ≪逃げるは恥だが役に立つ≫の脚本を手掛けた野木亜紀子さんが生み出す緊迫した物語のアンバランスさが絶妙ですね。
アンアチュラル
いずれも今後の展開が楽しみなドラマです。


八百万の神様に感謝です

モノ集めをしていると、人とモノの出会いというのも不思議なものだなと思います。
オモチャでも本でも、万物には八百万の神が宿っているそうですから、人とモノが惹き合うということもあるのでしょうか。
前回、本ブログで、懐かしのパニック映画≪最後の航海≫について書きましたが、その直後、ネットオークションで競合相手も無く、安価で手に入れたのがこのポスターです。
最後の航海
私自身、今まで≪最後の航海≫の日本公開版のポスターは見たことがありません。
半世紀以上前に公開された知名度の低い作品ですから、日本公開版のポスターがネットオークションに出品されることも無かったように思います。
ブログで取り上げたのをきっかけに、何か≪最後の航海≫に関連したモノが欲しいな、と思ってオークションを覗いたら見つけたって感じで本当にラッキーでした。

これまた以前、本ブログで取り上げた映画コミカライズ(劇画ロードショー)作品が掲載された漫画雑誌の入手もようやく叶いました。
ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンが手掛けた≪恐竜グワンジ≫掲載の≪まんが王≫の1969年、夏休み大増刊号と、≪少年現代≫の付録本≪続さすらいの一匹狼≫です。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪恐竜グワンジ≫の作画は、鈴木勝利さんと成田マキホさん。
成田マキホさんは、東映映画≪ガンマ3号 宇宙大作戦≫や東宝映画≪怪獣総進撃≫などのコミカライズも手掛けていますね。
恐竜グワンジ
いまの若い人には馴染みがないと思いますが、人形を少しづつ動かして1コマ撮影を行う通称≪ダイナメーション≫は、コンピュータグラフィックが主流となる以前は、先鋭的な特撮技術として、SF映画ファンを熱狂させたのです。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪恐竜グワンジ≫は、1969年に製作された作品で、1933年公開の≪キングコング≫の物語をそのまま西部開拓時代のアメリカにトレースした内容ではありますが、恐竜の造形や人間対恐竜の特撮シーンの素晴らしさが話題になりました。
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
まんが王 恐竜グワンジ 劇画ロードショー
≪続さすらいの一匹狼≫は、1965年公開のイタリア映画で、当時、日本で人気絶頂の男優ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニウェスタンムービー。
少年現代 続さすらいの一匹狼 劇画ロードショー
コミカライズの作画は、≪恐竜グワンジ≫を成田マキホさんと共作した鈴木勝利さんです。

手に入れたいモノは、時間を有することがあっても、思い続けてさえいれば手に入る。
そして、一度チャンスを逃して手に入れられなかったモノとは二度と出会うことが無い・・・実はコレクターの鉄則だったりします。
モノ集めって、意外と奥深いものなのかもね。










≪ウォーキングデッド≫のシーズン8のオンエアが始まりました。
毎週月曜日の放送なので、何かと憂鬱な週初を乗り切る良い口実にもなりそうです(笑)。
原作コミックは最新刊まで読んでますので、大凡のストーリー展開は予想できますが、このドラマ、視聴者の予想を裏切りますから。
シーズン7だって、悪漢ニーガンに撲殺される犠牲者のくだりで視聴者を欺き、結果、原作以上の修羅場をみせつけ、私なんかしばらく気が滅入ってしまいましたから。(あ~大好きなキャラだったのにあんな無残な死を迎えるなんて・・・)
ウォーキングデッド
まぁ、≪ウォーキングデッド≫を観ていないひとにはなんのこっちゃの話題ですが、テレビドラマとは思えない圧倒的スケールと作品的クオリティは一見に値しますよ。お勧めです。

以前、主に1970年代、漫画雑誌に頻繁に掲載されていた映画コミカライズ作品(通称≪劇画ロードショー≫)について何度か書かせていただきました。
ここ久しく≪劇画ロードショー≫について書く機会はなかったのですが、決してこれら作品の収集に飽きたわけではなく、財布の中身と相談しながらコツコツと収集は続けているわけです。
だが、しかし・・・最近、ネットオークションでの≪劇画ロードショー≫掲載雑誌の落札価格が高騰してるような・・・
以前は、ほとんどの掲載雑誌が二千円前後で落札できてたのに。
ひょっとして≪劇画ロードショー≫の再評価が来ているのでしょうか?

≪劇画ロードショー≫といえば、少年チャンピオンなどの秋田書店刊行の漫画雑誌への掲載が有名ですが、情報を集めてみると、1960年代、70年代は、新作映画の宣伝手法として、結構、漫画雑誌に限らず広範囲にわたって掲載されていたことが分かります。
たとえば、少年サンデーのこの3冊。
劇画ロードショー
1968年11月24日号には、スペクタクル映画≪ジャワの東≫のコミカライズが掲載(以後連載)されました。
劇画ロードショー
≪ジャワの東≫は、インドネシアのクラカトワ島の噴火災害を描いた海洋冒険活劇。
主演はマクシミリアン・シェルという、ちょっと地味目な役者さんなんですが、サム・ペキンパー監督の戦争映画≪戦争のはらわた≫(超名作!)やスピルバーグがプロデュースしたパニック映画≪ディープ・インパクト≫が代表作かな。
コミカライズの作画は、戦争ものの劇画を得意とする南波健二さんでした。

お次はインパクト絶大!
1974年7月7日号に掲載されたオカルト映画≪エクソシスト≫のコミカライズです。
作画は、巨匠、楳図かずおさん。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
劇画ロードショー
わずか8ページの巻頭カラー特集なのですが、楳図先生の作画力と色彩感覚が凄まじく記憶に焼き付くトラウマ必至作品です。
当時、何気なく漫画雑誌を購入した中坊の私を震え上がらせた作品でもありますね。

1975年6月29日号の≪タワーリング・インフェルノ≫の作画は、これまた巨匠、さいとう・たかをさん。
やはり、8ページの巻頭カラー特集です。
劇画ロードショー
映画のスチール写真と作画をミックスした変則技が効いています。

少年キングは主に邦画のコミカライズが多かったようです。
劇画ロードショー
まずは、五社英雄監督の≪人斬り≫。
1969年8月3日号ですが、表紙が同作の主演、勝新太郎、石原裕次郎、そして三島由紀夫というのがシブい・・・シブすぎる。
この表紙だけで白ご飯3杯はイケちゃいます(笑)。
にしても、殺戮とエロ満載の映画作品を、しれっと少年誌でコミカライズしちゃう当時の世相がおおらか過ぎます(笑)。
劇画ロードショー
作画は、平田弘史さん。言わずと知れた時代劇活劇の名匠ですね。
平田さんとケン月影さんが描く時代劇漫画は私の愛読書だったりします。
ケン月影
1966年12月11日号には、大映が誇る特撮スペクタクル時代劇≪大魔神逆襲≫が掲載されました。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
≪大魔神≫シリーズ3部作のラストを飾った作品で、作画は青春漫画の金字塔≪漫画家残酷物語≫の永島慎二さん。
子どもの頃、≪大魔神≫シリーズは、ゴジラなんかの怪獣映画と比べると若干地味な印象を持っていましたが、特撮技術のクオリティはピカイチだと思っていましたね。マセた子どもでした、私。
大魔神 ポスター
≪大魔神≫の立て看板ポスターは私の宝物です。

最後は、少年マガジン。
劇画ロードショー
月刊少年マガジンの1977年5月号に掲載されたのが名作≪ロッキー≫。
劇画ロードショー
劇画ロードショー
≪ロッキー≫のやるせない映画のテイストと野田たみ樹さんの作風が絶妙にマッチングした名作コミカライズと言えます。

月刊少年マガジン、1976年10月号、11月号の前・後編スタイルで掲載されたのがリメイク版≪キングコング≫。
同年12月に公開された本作は、監督が≪タワーリング・インフェルノ≫のジョン・ギラーミンということもあって、大変な期待作として公開されたのですが、いざふたを開けてみたら、主演のジェシカ・ラングのオ○パイばかりが印象に残る珍作でガッカリ。
ジェシカ・ラング
“特報!これが≪キングコング≫、ジェシカ・ラングのオ○パイだ!”

このリメイク版に比べたら、「長尺過ぎる」と批判まみれだった再リメイク、ピーター・ジャクソン版≪キングコング≫の方が百倍面白いんじゃないでしょうか。
コミカライズの作画は田中憲治さん。
擬人化が過ぎてもはやガッツ石松化したキングコングがラスト、いまは亡きマンハッタンの世界貿易センタービルから墜落死する描写はなんか違った意味で沈痛です。
劇画ロードショー

≪劇画ロードショー≫には、まだまだ埋もれた名作がたくさんありそうですね。







気づけば、8月も終盤。
あおもりは、祭りの頃の喧騒が嘘のようにひっそりと秋の気配を漂わせています。
今年もねぶた祭りへの参戦はなし。
若い頃はハネトの衣装を身にまとい参戦してたんですけどね。
地元の人間に言わせれば、ねぶた祭りは観るものじゃなくて、跳ねるもの。
要は“参戦してナンボ”なんですけど、観ることさえしなくなったらお終いです。
“地元の祭りを地元の人間が盛り上げなくてどうする”なんてことを思いながら、来年こそはせめて足を運ぼうかな、なんて。
今年のねぶた祭りの話題といえば、ウルトラセブンの放送開始50周年記念と、ウルトラシリーズなどに登場する怪獣の造型を手がけた成田亨が、幼少期から高校まで青森県で過ごしたご縁から、≪ウルトラセブンねぶた≫の運行を行ったこと。
ウルトラセブンねぶた

ウルトラセブンねぶた
≪ウルトラセブンねぶた≫ハネト(跳人)の仕様

≪ウルトラセブンねぶた≫は、青森市の≪ねぶたの家ワラッセ≫で1年間の展示を行うということなので足を運んでみたいと思います。
ウルトラセブンねぶた
≪ウルトラセブンねぶた≫運行の記念グッズだけはしっかり手に入れました(笑)。

先日、出張で仙台を訪れたとき、駅舎内で見つけて思わず撮影しちゃったのがこれ。
石ノ森章太郎記念館 萬画館

石ノ森章太郎記念館 萬画館
石巻市にある≪石ノ森章太郎記念館(萬画館)≫PR用の展示物と壁画アート。
2009年に私も家族で訪れましたが、とても素晴らしい記念館でした。
北上川の河口付近にあったことから震災で甚大な被害を被りましたが、2013年にはリニューアルオープン。
石ノ森作品のファンならずとも、是非、訪れていただきたいお勧め観光施設です。

最近、東京出張の際に必ず訪れるのが神保町。
古本好きにはたまらない町なのですが、1軒1軒こまめに覗いて歩いてると結構な時間がかかります。
神保町は美味しいご飯屋さんや洒落た喫茶店も多いので、途中、休憩を挟みながらの物色作業なわけです。
大抵はお目当ての本をひたすら探すという作業なのですが、ときには特に目標を定めず気の向くままに、というのも楽しいものです。
先般、神保町を訪れた際にたまたま出くわしたのが、≪ハヤカワ・ポケット・ブックス(以下H・P・B)≫シリーズの数々。
ハヤカワポケットブックス H・P・B
私はH・P・Bシリーズの映画化作品が装丁にあしらわれたものをコレクションしているのですが、スタンリー・キューブリック監督の≪博士の異常な愛情(以下略)≫の原作本があることすら知りませんでしたね。原作本のタイトルは≪破滅への二時間≫。昭和39年発刊の初版本です。H・P・Bの≪海底二万哩≫には数種類の装丁があり、この昭和30年に発刊されたものが映画に登場したノーチラス号をイラスト化したものになっているようです。
海底二万哩
こんなふうに展示したかったんですよね。

≪草の死≫、≪人間がいっぱい≫は、いずれもその原題から映画化作品のタイトルを連想することは至難ですが、≪最後の脱出≫、≪ソイレント・グリーン≫というカルトSF映画の原作本です。
ハヤカワポケットブックス H・P・B
≪シェーン≫の原作。
ハヤカワポケットブックス H・P・B
≪シェーン≫は1953年のアメリカ映画で、西部劇の名作とされる作品です。
主演のアラン・ラッドがやさ男の風貌には似つかわしくない超早撃ちを披露しましたね。
この映画の作風は、高倉健さんの任侠モノなどに踏襲されたのではないでしょうか。

今度は漫画本です。
思わず手にとってしまったのが黒田みのるの≪大地震≫。
黒田みのる
黒田みのるといえば、容赦ない残酷描写で読者の度肝を抜く漫画家で有名ですね。
映画≪猿の惑星≫のコミカライズは、映画には存在しない衝撃シーンを加筆しすぎたが故に、映画とは全く別物になってしまったという迷作。
黒田みのる
・・・にしても、≪大地震≫凄すぎます・・・
子どもも女性も容赦がありません。
黒田みのる
“大地震が起きたら、ここはこんな風になってしまうのか・・・”出張先のホテルでそんなことを思いながら読んだ一冊です(笑)。

学生時代にドはまりし、ほとんどの作品を読破した三島由紀夫作品。
当時は文庫本で読みましたが、やっぱり発刊当時の趣きのあるものが欲しいな、ということで始めた初版本収集。
三島由紀夫

三島由紀夫
さすがに長編二作目にして出世作≪仮面の告白≫の初版本は高額過ぎて手が出ませんが、≪美徳のよろめき≫、≪女神≫、≪不道徳教育講座≫は初版本です。
入手した古本屋は、≪小宮山書店≫さん。
芸人にして芥川賞作家のピース又吉さんも足繁く通う古本屋として有名です。
異色作≪美しい星≫の映画化や自国の防衛等々にかかる思想的関心の高まり故か、最近、三島作品が再評価されているように思えますね。

最後は、最近入手したガレージキットを。
知るひとぞ知るオカルト映画の名作≪エクソシスト≫に登場する悪魔パズズの像です。
エクソシスト パズズ
以前入手したパズズ像は、映画に登場したものではなかったので、ようやく出会えたという感じです。
エクソシスト パズズ
比較してみると全然違います。特にあそこが・・・(苦笑)。

プロの造型師が手がけたものではなく、一般のマニアが作成したものということですが、なかなかの出来栄えです。
購入先は大阪のコレクターショップ≪アストロゾンビーズ≫。
まだ在庫はあるようです・・・って、こんな地味なもの手に入れて喜んでるのは私くらいのもんか・・・(笑)
こりゃあまた失礼いたしました。
まずは、最近観て面白かった映画から。
WOWOWで観たんだけど≪アイアムヒーロー≫。
原作は言わずと知れた青森県八戸市出身の漫画家、花沢健吾さんの同名漫画。
公開時の評価も良かったし、映画雑誌≪映画秘宝≫の2016年公開作品の年間ベストムービーのランキング入りも果たしてましたので、期待してました。
アイアムヒーロー
面白かったです。
正当派のゾンビ・アクション映画を日本でもここまでやれるという、今後の指針にもなり得る映画だと思います。
生前、陸上選手だったゾンビがボスキャラというのもいいですし、日本映画では表現の難しいガンアクションも、猟銃のポテンシャルが上手く描けていて見応えがありました。
ただ、ちょっとスケール感に乏しかったかな。
ショッピングモール限定のお話ですからやむを得ないとは思いますが。
加えて、有村架純さん演ずる早狩比呂美の扱いが納得できません・・・映画中盤あたりから、いてもいなくても良くなっちゃってますから。早狩比呂美は漫画では重要キャラ。もう少し活かしてあげても良かったんじゃないかと。
有村架純さんはもとより長澤まさみさん、吉沢悠さんが演ずる主要キャラも今一つ描き込みが足りなかったように思えますが、大泉洋さんが思いのほかハマり役だったので許しちゃえる作品ではあります。

前回、本ブログに書いた、SF映画≪ミクロの決死圏≫の特殊潜航艇≪プロテウス号≫のインジェクションキットを入手しました。
1/32スケールだけあってデカい。全長約40cmって、完成させたところで飾る場所あるんでしょうか。
プロテウス号 プラモデル
私の部屋、古本やらビデオやらオモチャやらで溢れかえっていて、もうモノの置き場ありませんから。
でも嬉しい!≪プロテウス号≫は、SF映画に登場する数あるビーグルのなかでも特にお気に入りのひとつですから、絶対に完成させてみせますとも。
プロテウス号 プラモデル
ここで謝罪・・・
前回のブログでこのメビウスモデルの≪プロテウス号≫に乗務員のフィギュアが付属すると書いちゃったのですが、パッケージを開けて唖然。乗務員のフィギュアは付属してません・・・・
ラクウェル・ウェルチのナイスバディなフィギュアを期待していた私はショックで目がテン。
乗務員の搭乗していないコクピットなんて寂し過ぎるし、いっそのこと同サイズのフィギュアを加工して自作しようかとも思いましたが、5人もの乗務員を自作するのは大変だし・・・ここはメビウスモデルからオプションキットが発売されるのを待つのが得策かと。
発売される保証はありませんが、恐らくはコックピットのライトアップ用電飾キットやディティールアップ用のエッチングパーツなんかと一緒に乗務員フィギュアも発売してくれるんじゃないでしょうか・・・っていうか発売してくれ!(笑)
そんなわけで≪プロテウス号≫の製作はもうしばらく保留ですね。

と、ここまで書いていて気付いた。
私の本ブログ、登録ジャンルはガレージキットだったんですね。
なのに、ここんところガレージキットについて何ひとつ書いてませんでした。
まあ、最近忙しくて、ガレージキットはたま~にネットオークションやらで入手するだけで、製作できてなかったし・・・
んなわけで、今回は未組立ではありますが、映画登場キャラのガレージキットを取り上げましょう。

まずは、オカルト映画の名作≪エクソシスト≫のガレージキットです。
≪エクソシスト≫のガレージキットは数種類ありますが、映画の世界観を最もうまく表現しているのがこのキットではないでしょうか。しっかり版権も取得しているようですし。
エクソシスト ガレージキット
お次はバイオレンスアクション映画の名作≪タクシードライバー≫です。
タクシーダライバー ガレージキット
こちらは、パッケージから類推するに無版権のものでしょうね。でもとても出来が良い。
ロバート・デ・ニーロに良く似てますし、映画のワンシーンを再現するための壊れたテレビなどの小道具も効いた一品です。

以前にも本ブログで紹介した、エロティックなSF映画≪バーバレラ≫。
バーバレラ ガレージキット
バーバレラ ガレージキット
≪バーバレラ≫は大好きな映画・・・というより、子どもの頃にテレビで観て、目のやり場に困った映画ですね(笑)。
主演のジェーン・フォンダが美し過ぎて、ウブな心をかき乱されました。異性に目覚めるきっかけになった1本と言えるかも。

これも以前、本ブログで紹介したスティーヴン・スピルバーグの出世作≪ジョーズ≫に登場した人喰いザメ≪ブルース≫のガレージキット
ジョーズ ガレージキット
このキットの面白いところは、映画のワンシーンをキット化するのではなく、固定用のアームや可動用の滑車、油圧システムなども含めた≪ブルース≫のマケットの完全再現だというところでしょうか。

こちらは超有名、アクション映画の傑作≪ダイ・ハード≫のブルース・ウィリス。
ダイ・ハード ガレージキット
髪もまだありますし、しっかりと裸足です。

ホラー映画ものでは、まずはヒッチコックの≪サイコ≫。
サイコ ガレージキット
よくよく見ると、ジャネット・リー演ずるマリオンが立つ、シャワールームの台座がヒッチコックの横顔のシルエットになっています。
懐かしいな、≪ヒッチコック劇場≫。

こちらは、1950年代から70年代にかけてホラー映画を量産し続けたハマーフィルムプロダクションのホラー映画≪蛇女の脅威≫の蛇女。
蛇女の脅威 ガレージキット
いまだにこれを超える忌まわしい怪人はいないんじゃないか、という程に不気味な風貌のキャラクターです。

最後は、≪トゥーム・レイダー≫からアンジェリーナ・ジョリー。
トゥームレイダー ガレージキット
女性らしさが無く、あまり出来の良いガレージキットではありませんが大胆なポージングが魅力的。

ガレージキットにしろ、プラモデルにしろ作らなければ意味がないのですが、なかなか製作に踏み切れません。
退職後にでもゆっくり作ろうかな、なんて思ってますけど、いつになることやら・・・
プラモデル ガレージキット コレクション







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